三樂文庫
「植物博士の人生図鑑」(牧野富太郎)
2021.01.18
こんなに純粋に、ひたすらに、直向きに植物を愛し、研究した人はいるだろうか?
一生を一つ事に打ち込んだ人生は「やり遂げた」感の想像が計り知れない。
一昨年の冬に訪れた高知市内にある「高知県立牧野植物園」は、一年を通じて温暖な気候に
多様な植物の息遣いを感じることが出来ました。
高知へ行ったらお薦めの特別な「植物園」です。
また、東京練馬区には住宅街に「練馬区立牧野記念庭園」があります。
亡妻、寿衛子に因んで名付けられた「すえこざさ」が生息しています。
夏の盛りに行きましたが、高木に覆われ暑さも感ぜず、
こじんまりとした園内、ゆっくり散策も良いと思います。
著書:「牧野富太郎」 植物博士の人生図鑑
編者:コロナ・ブックス編集部
発行所:平凡社
発行日:2017年11月24日
続けて平凡社のスタンダードブックスもご紹介します。
帯の強烈なキャッチは、
私は植物の愛人として この世に生まれてきたように感じますー
「日本植物学の父」が綴る、発見と喜びの94年
梨木香歩さんの栞には、題「永遠の牧野少年」と表している。
著書:牧野富太郎 なぜ花は匂うか
著者:牧野富太郎
発行所:平凡社
発行日:2016年4月11日
植物博士の人生図鑑
- 三樂文庫No:006
- 著者:コロナブックス編集部
- 出版社:平凡社
- 発行日:2016年4月8日
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文章・写真: 三樂編集部