三樂文庫
「プリンシプルのない日本」
2020.12.24
プリンシプルを辞書で引くと「原理・原則・根本」「主義・信条」と解される。
戦後直後のアメリカとの交渉に首相吉田茂の傍らで、常にプリンシプルを持って
相手が誰であってもハードな交渉に当たり、貫き通す。
「他力本願の乞食根性を捨てよ」
「イエス・マンを反省せよ」
「八方美人が多すぎる」
このような生き方に当たり前のように憧れる。
そう言えば先日、町田市にある白洲正子さんとの住まい旧白洲邸「武相荘」に行ってきました。
人生の半分を正子さんとこの茅葺屋根の家で過ごしたそうです。
静かでとてもいいところでした。
「プリンシプルのない日本」
- 三樂文庫No:003
- 著者:白洲次郎
- 出版社:新潮社
- 発行日:平成18年6月1日
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文章・写真: 三樂編集部