三樂文庫
イサム・ノグチ ー彫刻から身体・庭へー
2021.04.05
これまで幾度かイサム・ノグチに出会っている。
酒田市の「土門拳記念館」
2005年、江東区木場、「東京都現代美術館」で見た”エナジー・ヴォイド” 「イサム・ノグチ展」
札幌市の「モエレ沼公園」
香川県高松市の「イサムノグチ庭園美術館」
2018年、東京オペラシティ アートギャラリーで行われた展覧会「イサム・ノグチ ー彫刻から身体・庭へー」
都度都度、その系譜を辿り、いくつかの作品をみた。
中でも印象的なのは高松市牟礼にある「イサムノグチ庭園美術館」です。
琴電支度線「八栗駅」から「庵治石」の産地に少しでも触れようと上り坂を歩いて訪れた記憶があります。
静かな山、五剣山の中腹で石を彫る、割る、削る音が小気味よく響き渡る様子が想像できます。
最近の庭園案内の紹介は次のようにはじまります。
四国・牟礼は、イサム・ノグチが晩年の25年間、生物の根源である石から、日本の四季の美しさを勉強したいと、季節に合わせて生活したところです。
人類が仲良くするために僕は彫刻を創ります と平和を願い、未来への贈り物としてこの地は残りました。
著書:イサム・ノグチ ―彫刻から身体・庭へ―
監修:新見 隆
執筆:ジェニー・ディクソン
ダーキン・ハート
新見 隆
宗像晋作
木藤野絵
田口慶太
一柳友子
瀧上 華
福士 理
大前美由希
発行者:平凡社
発行日:2017年11月17日
- 三樂文庫No:018
- 著者: 監修:新見 隆 執筆:ジェニー・ディクソン、ダーキン・ハート、新見 隆、宗像晋作、木藤野絵、田口慶太、一柳友子、瀧上 華、福士 理、大前美由希
- 出版社:平凡社
- 発行日:2017年11月17日
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文章・写真: 三樂編集部