三樂文庫
芝庭の手入れと育てかた
2022.06.28
月曜日の朝刊、文化欄に「住:人工芝 庭の手入れ楽に」の記事に目が留まりました。
コロナ禍で身近な住まい、庭に関心が高くなり、草むしりなど面倒なだけの庭の
有効活用よろしく、「人工芝」売れています。
「人工芝」のメリット、デメリットありますが、とりあえず「庭」あるいは「外の空間」に
関心が寄せられることは良いことだと思います。
しかし、わたし「芝生派」です。
炎天下、真夏の草むしりは危険です。
手入れ(芝刈り)しなければ蒸れて茶色く枯れ始めます。
施肥、水やり、除草…
とにかく手間暇かかります。
デメリット、かなり多いです。
新築直近の息子夫婦に聞くと、やはり手間のかからない庭を希望しています。
「人工芝」であれ、「芝生」であれ、色々な観点から検討することが最も大事です。
「芝生」は一旦植えたら生き物ですから、手入れは欠かせません。
しかし、生まれた子供に身近に、土を感じ、草を感じ、虫を見つけ、日差しを受け、
風を感じる庭が目の前にあれば、「パラダイス」だと思うのは少数派でしょうね。
そもそも、庭の舗装の選択肢は、「人工芝」と「芝生」だけではありません。
庭のリフォームをお考えのみなさま、
よく話し合って考えてみてください。
その時間が大切だと思います。
決して、何も考えず、ネット販売で「ポチッ」と押すのはどうかしら…
芝庭の手入れと育てかた
- 三樂文庫No:081
- 著者:監修:荻原信弘 執筆:松本昭子/安倍貞子/齋藤晶子/遠藤則男 撮影:松原潔/水黒健之
- 出版社:永岡書店
- 発行日:2013年3月10日
この記事をシェアする
文章・写真: 三樂編集部