三樂文庫
旭山動物園の動物図録
2022.09.12
「発刊に寄せて」
旭川市旭山動物園は、1967(昭和42)年7月1日に日本最北の動物園として開園いたしました。「旭川の子どもたちが世界中の動物と出会える場所をつくりたい」という多くの市民の情熱が実を結んだ瞬間でした。以来その情熱を受け継ぎながら一日一日を積み重ね、さまざまな困難を乗り越え50年という節目を迎えることができました。
旭山動物園は、動物の「ありのままの姿」を通して自然を知り、動物を通して命を感じ、動物を通して人間を知り、私たちの人間の生き方を考える場で在り続けます。
この図録は、当園職員の熱い思いを載せて作成しました。旭山動物園の思いを多くの方に共有していただき、開園50周年を新たなスタートの年にしたいと思います。
旭川市旭山動物園
園長 坂東 元
園長の言葉に込められた「動物を通して…」に尽きると思います。
この夏、「行くことができて良かった」
改めて「動物園」の意義を再認識しました。
またこの図録には、各施設の「施設のデータ」(総工費、オープン日、寸法)が下部に記載されています。
特に総工費は一つの舎で数千万から億単位です。
中には「寄付」という舎もありますが…
「動物園の維持、運営は大変なんだなぁ」と思います。
「動物図録」をめくり、見学できた動物たちを思い出し、より詳しく知ることができます。
- 三樂文庫No:089
- 著者:旭山市旭山動物園
- 出版社:旭川振興公社
- 発行日:2017年4月29日
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文章・写真: 三樂編集部