三樂についてabout
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三樂のコンセプト
三樂の願いは
人・家・町
三樂のコンセプトは、「人・家・町(ひとやまち)®」。エクステリア(外部空間)を“そこに暮らす家族の安らぎと楽しみの場”として捉えると同時に、その境界に“公私併用の場”としての機能を持たせることで、エクステリアを介して“人”と“人”、“家”と“町”が呼応する、そんな町並みをご提案したいと考えています。
目に鮮やかな新緑、鼻孔をくすぐるキンモクセイの香り、たわわに実をつける果実など、四季折々の植物たちは道行く人の心に爽やかな感動を与えます。この町に暮らす誰もが気軽に挨拶を交わし合う…そんな温かくも懐かしい情景を大切にするため、私たちは植栽を引き立て景観になじむ自然素材(石・木・土)を通じて、心地よい「人・家・町」づくりを目指してまいります。
社名の由来
三樂の社名は、江戸時代の儒学者・貝原益軒による健康についての指南書『養生訓』の一節を由来としています。
江戸時代の儒学者“貝原益軒”「養生訓」の一節
およそ、人の楽しむべきことは三つある。
一つめは、人として正しい道を歩き、悪事をはたらかず、善を楽しむことである。
二つめは、身に病がなく、快く楽しむことである。
三つめは、長命で、人生を楽しむことである。
金があり身分が高くても、この三つの楽しみがなければ、真のたのしみはない。
したがって、富貴は三樂に入らないのである。
(「口語 養生訓」松宮光伸訳 日本評論社刊)
「養生訓」では、ひとり静かに読書にいそしみ、詩歌を吟じ、香をたき、月花を愛で、草木をいつくしみ、四季の景色を楽しみ、酒をほろ酔い程度に飲み、庭でつくった野菜を煮なさいといいます。とにかく心静かに過ごすことが大切であると。
ですが、「たいていのことは、あまり完璧にしようとすると、心のわずらいとなって楽しみはなくなる」とも説いています。
「過ちがあったなら一度だけ自分を責めて二度は悔やまず、ただ天命を受け入れて憂えるな」とも教えています。
「三樂」の社名の由来です。個人として、会社としてこのような考え方を基本に業を営んで行こうと思います。
身体の健康のみならず精神の健康をも説いた『養生訓』は、私たち現代人にも通じる生活の心得と言えます。皆さまとこのような生き方、働き方、暮らし方を共感しあえたら幸いです。
自然素材のすすめ
時とともに味わい深まる
自然素材
屋外で使うものは、気温や湿度の変化と、雨・風・光(紫外線)に常にさらされています。近年では経年劣化を抑制しようと、さまざまな商品が開発されていますが、自然素材は「劣化」ではなく「変化」や「風合い」として捉えることができます。