三樂文庫
「a view from the front line」 最前線からの眺め
2021.02.15
「自分を取り戻す場所」、マギーズセンターは、24年前、イギリスで生まれました。
残念ながら病院では叶わぬ 心地よい時間、空間…
看護師、心理士との対面の寄り添う会話、専門的なサジェスチョンなどを提供してくれます。
マギーさん(造園家)ががんを発症した後、がんと向き合い、
様々な疑問、葛藤、試行錯誤を経て
直接治療では無いが患者の心に寄り添ったケアの場所を作ることになりました。
〜〜〜患者である前にひとりの人間としていることが出来る場所〜〜〜
この著では、マギーさんががんの診断を受ける時、
がんに対処するとはどういうことかについて、簡単明瞭に書かれています。
また「自助」の方法を探るプロセスの始まりにもなっています。
マギーズ東京(江東区豊洲)を知っていただきたく、
マギーさんのメッセージが詰まった冊子を紹介させていただきます。
昨年、竹中工務店Gallery A⁴【ギャラリー エー クワッド】で開催された展示会、
「マギーズセンターの建築と庭」ー本来の自分を取り戻す場所ー」
もコロナ禍でイベントはすべてリモートに切り替え、トークショーや映画上映(動画)など工夫されて行われました。
このような活動が、
少しでも多くの皆さんに知ってもらう価値がある思います。
著書:a view from the front line 最前線からの眺め
著者:Maggie Keswick Jencks
Marcia Blakenham
垣添 忠生
発行者:NPO法人 マギーズ東京
発行:2017年3月31日
- 三樂文庫No:011
- 著者:Maggie Keswick Jencks Marcia Blakenham 垣添 忠生
- 出版社:NPO法人 マギーズ東京
- 発行日:2017年3月31日
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文章・写真: 三樂編集部