三樂文庫
ガーデンデザインの本
2021.10.11
1996年(平成8年)、日本において初めて耳にする「ガーデンデザイン」は、
この著書によって市民権を得たように記憶します。
それまでのエクステリア、外構といった仕事と一線を画して、
おしゃれで洗練された感覚のお庭のデザイン。
暮らしを豊かにする空間、動線、仕掛け。
そして美しい季節の花々。
1992年「BISES」創刊。
1999年には「国際バラとガーデニングショー」が開催され、
2004年「浜名湖花博」
この間、日本ではイングリッシュガーデンがブームとなる。
一般住宅においても、コンクリート二次製品とエクステリア商品(金属製品)の取り付け、施工から、
枕木やレンガ、石材、ウッドデッキなど大手建築資材メーカーが取り扱いできないもを
設計して施工するという仕事の内容も変化してきました。
そこで大事になってきたのは、設計=デザインです。
魁の著者、豊田美紀さんのセミナー(日本橋浜町で行われた)は「アプライド・アート」を学んだ設計手法がとても新鮮に感じられました。
デザインのための基本トレーニングは今でも覚えています。
その頃から20年以上も経った今、
住まいの環境、外部空間はどんな時代になったのでしょうか?
ガーデンデザインの本
- 三樂文庫No:045
- 著者:豊田美紀
- 出版社:講談社
- 発行日:1996年3月5日
この記事をシェアする
文章・写真: 三樂編集部