三樂文庫
四季のうた 美しい日々
2022.03.28
毎朝、朝刊の俳句コラム「四季」を詠む。
一枚の画像であったり絵を添えて、ショートコラムが続く。
タイトル通り、自然や四季の移り変わりの描写、
ひとの心の揺れ動く様子…
奈良時代の「万葉集」から鎌倉時代の「新古今和歌集」…
歌人の意図を正確に掴むの難しい。
読み方ですら…
時代背景を理解するには乏しい知識。
が、そこはイメージを最大限に膨らませ、勝手な解釈を試みる。
忙しい朝の僅かな時間、この欄で苦しむことがよくある。
もう一度立ち戻って詠み返す。
最初から2回詠めばよいものを…
ソメイヨシノ満開の今日、
「さくら」のお題で一句読めたら 少しは大人になったかな
昨年、「四季」の欄で見つけた最も印象的だった
漫画家、声楽家の池田理代子さんの歌
この人を忘れてしまう日が来るのか いつか私でなくなる時が
四季のうた 美しい日々
- 三樂文庫No:069
- 著者:長谷川 櫂
- 出版社:中央文庫
- 発行日:2022年1月25日
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文章・写真: 三樂編集部