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三樂文庫

ランドスケープの夢 Dream of Landscape

2022.09.20

八月末に北海道を訪れた。

旭川から美瑛、富良野をドライブし、帯広までの旅でした。

美瑛では、牧草の丘の「新栄の丘」が印象的でした。

清々しい気持ちになりました。

富良野の「風のガーデン」、帯広の「十勝ヒルズ

いずれも手入れが行き届いていて美しいガーデンでした。

 

北海道ガーデン街道

8つあるガーデンのうちの今回2つ。

10年ほど前に案内していただいて行った時とまた印象が違いました。

次回は、梅雨のない梅雨時期に行ってみたいものです。

 

この書は、最後に宿泊した帯広の「北海道ホテル」の充実した売店、

「書籍コーナー」にありました。

 

十勝に本拠地を置くランドスケープ集団を率いる高野文彰さんと

その「高野ランドスケーププランニング」さんの足跡の書です。

十勝千年の森」を創り、北海道らしい庭園文化をリードしてきたことをはじめ、

数々のテーマにチャレンジされた内容を解き、ランドスケープのなんたるかを知ることになりました。

 

「帯」の文を引用します。

文明の発展だけを目指すのではなく、

より幸せな生き方を求めて、

多くの人たちがランドスケープに

命の灯りを輝かせてきた。

ランドスケープデザインは

人々の「夢」を実現するためにある。

土地の歴史を、生き物主体の環境を学び、

心安らぐ美しい風景と文化をつなぐ

多様で生命的な世界である。

この本は、多くの人たちとの夢を実現する

ダイナミックなプロセスと

感動をまとめたものである。

ランドスケープの夢 Dream of Landscape
  • 三樂文庫No:090
  • 著者:高野文彰/高野ランドスケーププランニング株式会社
  • 出版社:建築資料研究社
  • 発行日:2020年3月31日

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文章・写真: 三樂編集部