三樂文庫
津軽
2023.01.18
第二次世界大戦の最中(昭和19年)、太宰が故郷「津軽」風土記執筆のための旅した作品。
一つには、太宰の故郷、金木町を訪れ「斜陽館」を見学し、また、弘前と岩木山、
五所川原を初めて辿ってみた。
真っ白な世界だった。
80年前の小説の中の「津軽」と、今回訪れた弘前、五所川原、金木、
街の風景は大きく変わるも、変わらない風景のなかに、太宰の姿を探す旅となった。
もう一つは、旅の前にこの書をオーディオブック「Audible」で車の運転中に聴いてみた。
気が散って、集中できないので途切れ途切れの記憶となる。
また「朗読」は、丁寧なので結構、時間が掛かる。
本を読むか聴くか?
オーディブル「お試し期間」の間にもう何冊か読んでみよう。
津軽
- 三樂文庫No:097
- 著者:太宰 治
- 出版社:新潮社
- 発行日:昭和26年8月31日
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文章・写真: 三樂編集部