市長は社長だ浜松市が1314億円の借金を返せた理由｜三樂文庫

三樂文庫

2024.07.12

折しも川勝平太氏の静岡県知事辞任により、静岡県知事選が5月26日に行われた。
結果、元浜松市長、鈴木康友氏が当選された。
ほぼ1年前に4期16年勤めた浜松市長の任期満了で退任された記憶はまだ新しい。

自分にも置き換えて、ちょうどいい転換の時期かと思っていたが人生何が起こるかわからない。
再び、県知事選出馬のギアの上げ方は「凄まじい人だなぁ」と感心した。

この著の後書きは2024年4月となっているから、県知事選出馬にあたり4期16年の市政経営、市政改革を
まとめたものだ。
そして、ここをベースに県知事としての構想を描いたのではないかと思われる。

読み終えて、市長（首長）の仕事、視点は多岐にわたるものだとつくづく感じた。
やはり、トップ（長）に立つ立場だと規模の大小に関わらずそのようなものだと改めて思う。

経営者感覚は極めて大事だと思うし、なぜそのような視点が希薄な政治家が多いのではないかと思う。

「市長は社長だ」は経営者感覚を示すインパクトのあるキャッチだ。
選挙戦では
「やります！」
を掲げて期待を膨らませた。

市長時代に勝る活躍を無責任ながら応援します。

市長は社長だ　浜松市が1314億円の借金を返せた理由

文章・写真：三樂編集部