三樂文庫
森林通信 鴎外とベルリンに行く
2024.11.24
私には難しい本でした。
森鴎外とベルリンについて、その時代背景や交友関係の繋がり、またその人たちなどの経歴もよくわからず、
理解不能のまま、ページを捲りました。
本を読むにあたって最低限の基礎知識がないと、何を読んでいるのか
わからなくなってしまいます。
さて、「伐採」の頁では、街路樹の意味についてあまりに違う現代の日本(熊本市)とドイツ(ベルリン)。
また、森に対する、環境に対するドイツ人の思考は、一旦失ったものがいかに大事かを知るところに根ざしているのだと思います。
戦前までの日本にも里山や物を大事にする(無駄にしない)文化が根付いていたのに…
最近、少し残念なニュース、話題が多いですね。
この本のタイトルに惹かれて購入しましたが、
私にとって難しい本の感想は、感想になっていないことをお詫びします。
森林通信 鴎外とベルリンに行く
- 三樂文庫No:157
- 著者:伊藤 比呂美
- 出版社:春陽堂書店
- 発行日:2023年12月22日
この記事をシェアする
文章・写真: 三樂編集部